アフターケアで比較

医療カツラ医療かつらを装着する期間が長期に及ぶ患者もいます。その場合、アフターケアの充実しているお店で取り寄せることも大事なポイントです。例えば医療かつらを初めて装着するにあたって、「動くとずれるのではないか?」と懸念する患者は少なくありません。そこでお店の中には、サイズの調整をしっかり行っているところも見られます。サイズがピッタリであれば、自転車などに乗ってもずれることはないといわれています。また医療かつらを初めて装着したのちに、脱毛が進む、逆に発毛が起きてサイズの再調整が必要なケースも出てきます。サイズ調整をこまめに行ってくれるところであれば、購入後の微調整もお願いできるため安心です。

専門店の場合、アフターサービスの充実度を売りにしているところも見られます。例えばウィッグとコーデできるようなニットキャップや綿の帽子などを販売して、ファッションを楽しめるようにケアしているショップがあります。また頭皮ケアなどの脱毛対策も行ってくれるお店も見受けられます。

がん診療連携病院などは、このような医療用かつらのメーカーと連携しているところもあります。医療スタッフに相談すれば、ウィッグの紹介・手配をしてくれる場合もあります。医療用かつらのサービスに対応している医療機関であれば、こちらに相談してみるのも一考です。

≪参考資料≫https://www.reizvoll-medical.jp/
医療用かつらの通販を行っているライツフォルです。

ヘアスタイルで比較

医療かつらを選ぶにあたって、どのようなヘアスタイルのものを選ぶかも重要なポイントになりえます。このとき2つのパターンが考えられ、今まで通りのヘアスタイルもあれば、医療かつらをするにあたって思い切ってイメチェンするアプローチもあります。基本的にどのようなスタイルでも対応できると思っていいです。

ショートスタイリッシュでボーイッシュな感じを求めるのであれば、ショートスタイルがおすすめです。髪の毛も簡単に乾きますし、セットもしやすいため、お手入れにあまり時間をかけたくない人向けです。一方でロングヘアのウィッグも販売されています。髪の毛のツヤも忠実に再現している医療用かつらもありますし、レイヤーを入れて若々しいヘアスタイルに仕上がっているウィッグも見受けられます。その間のセミロングスタイルは、どのような年代の方でもマッチする、オールマイティなかつらといえます。

人によっては、医療用かつらとこの先長いお付き合いも視野に入れないといけないケースもあるはずです。そのような場合にはヘアスタイルにはこだわったほうがいいです。気に入らないヘアスタイルのものを長期間装着するのはつらいからです。試着して鏡で確認するなどして、自分にはまっているウィッグを慎重に見つけることです。

素材で比較する

医療用かつらの比較ポイントとして、どのような素材で作られているかがあります。現在販売されているウィッグを見てみると、人毛、合成繊維、両者のミックスの3種類に主に分類されます。人毛は私たち人間の髪の毛を加工して使用しています。自然の髪の毛なので、ヘアスタイリングをするときも自然な仕上がりが期待できますし、アレルギーなどを起こす心配もありません。ただし問題なのは、枝毛や切れ毛などダメージヘアになる可能性がある点と退色の恐れのある点です

困ってる女性合成繊維はファイバーを加工して髪の毛のようにしたウィッグのことです。素材はさらに細かく分類でき、主だったものとしてアクリル・ポリエステル・ポリアミドなどが挙げられます。合成繊維の場合、お手入れの楽なところがメリットです。スタイリングもしやすいので、短時間でヘアセットを決めたい人におすすめです。ただし化学繊維を素材に使っているため、人によってはアレルギー症状を起こす危険性があります。

ミックスは先ほど紹介した2種類の両方の特徴を取り入れています。人毛の自然な感じとお手入れの楽さ、両方のメリットが期待できます。ただし使い続けていくと、人毛部分が退色してまだらな感じになってしまう恐れがあります。

医療用かつらとは

脱毛薄毛というのはときにコンプレックスになりえます。また自然な脱毛症のほかにも、病気などによって髪の毛の抜けてしまうケースも少なからず見られます。例えば外傷ややけどによって髪の毛が抜けてしまい、再生も難しいケースもあります。そのほかにはがん治療の一環として、化学療法や放射線治療を用いることがあります。化学療法や放射線治療は高い効果が期待できる半面、脱毛症などの副作用を引き起こします。髪の毛がすべて抜けてしまうことも決して珍しくはありません。

男性なら脱毛してもそれほど違和感はないでしょう。しかし女性はよく「髪の毛は女の命」といわれるように、髪の毛の失われることは深刻な問題になりがちです。治療は続けたい、しかし髪の毛が抜けるのは…という方におすすめなのが、医療用かつらです。文字通り、病気やけがなどで髪の毛がなくなってしまった人のためのかつらです。

この医療用かつら、多種多様なメーカーが取り扱っています。2013年には日本毛髪工業協同組合が主体となって、JIS規格化に向けた委員会を発足させました。そして2015年には医療用かつらに関するJIS規格が制定されました。このため、医療用かつらに関する外観や性能に関する基準が明確化されました。ただしこのような制度化が進められていても、業界は現在過渡期にあるといえます。このため、一部メーカーの中にはこの規格を満たしていないような粗悪品を製造・販売しているケースも見られます。そこでここでは、医療かつらを購入する際の選び方のポイントについて紹介します。